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「変えられるもの」と「変えられないもの」


「ニーバーの祈り」というものをご存知ですか?

私もごく最近知ったばかりで、背景などについては
さほど詳しくはないのですが、

アメリカの神学者、倫理学者ラインホールド・ニーバーが
マサチューセッツ州西部の山村の小さな教会で1943年の夏に
説教したときの祈り、ということです。

学習や教育についても大いに気づきを
与えてくれる言葉だと思ったので、
以下に引用させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ニーバーの祈り 」

神よ、

変えることのできるものについて、

それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

変えることのできないものについては、

それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、

変えることのできるものと、変えることのできないものとを、

識別する知恵を与えたまえ。


ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

題名はちょと忘れてしまいましたが、ナントカっていう映画でも
引用されていたそうで、けっこう有名な祈りらしいです。

受け止め方はそれこそ十人十色でしょうが、
私なりの解釈は次のようなものです。

「変えることのできるもの」
これは、自分の行動です。

「変えることのできないもの」
これは自分以外の人間の行動です。

教育に当てはめてみれば、まずは親自身が変わる、ということです。
それによって子ども自身が「変わろう」と自ら思わない限り、
変わらないのです。

そういう意味では、子どもも他人と同じく
「変えることのできないもの」なのです。

学習者本人に関して当てはめれば、
勉強するかしないかは自分次第ということで、
「変えることのできるもの」です。

「変えることのできないもの」は、何でしょう?

生まれつきの頭の良し悪し、これは成績にどの程度関係あるか
大いに疑問ですが、どっちにしても「変えることのできないもの」
なので、受け入れるしかない(笑)

生まれや育ちのせいにしても意味がない、ということになります。
それより、やれることをやれ、と。

「あいつは頭が良くていいなあ」などと人を羨んでも
しょうがない、という意味でもあります。

今回は、このメルマガのテーマに合わせて
教育と学習に当てはめてみましたが、
他の分野、というか人生ほとんどすべてに当てはまる
真実だと言ってもいいでしょう。

私は別に宗教家でも何でもありませんが、
力強い真実の言葉は、多くの人を救うことを
信じて疑わない人間なので、紹介してみました。

ピンとくるものがあった人は、
手帳に書き記すなり、机の前に貼るなりして、
心に留めておいてください。
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ピーク・エンドの法則


ピーク・エンドの法則というのをご存知ですか?

ノーベル賞受賞者の
ダニエル・カーネマンという心理学者が
1999年に発表した説です。

ネットの百科事典「ウィキペディア」によると、

「あらゆる経験の快苦の記憶は、
ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる
という法則のことである」

ということで、もうちょっと噛み砕くと、
「ピーク=最高」と「エンド=最後」の瞬間こそが、
人間の記憶にとってもっとも重要だというものです。

エンドだけに関して言えば、日本でも昔から
「終わりよければ、すべてよし」という格言がありますよね?
カーネマンさんは、これを科学的に証明したわけです。

この法則を知っておくと、いろんな場面で応用できます。

例えば、スピーチ。
スピーチ全部が、魅力的である必要はないのです。
印象に残る話がひとつあればいい。
そして、最後にちょっといいことを言えれば、なおいい。

例えば、文章。
よく、作文の指導などで「キラリと光る一文があればいい」
という言い方をしますが、
それはまさに「ピーク」ですね。

その他、セールスにもデートにも、
もちろん学習や教育にも応用できます。

学習での応用は、挙げればキリがないほどですが、例えば、
「勉強の最後に今日覚えたことの見直しをさーっとやる」
というのはかなり有効だということになります。

また、「ピーク=最高」と「エンド=最後」が
一番記憶に残るということは、逆に言えば他はあまり
覚えていない、ということだから、ピーク・エンド以外を
重点的に復習する、というのもアリです。

ピーク・エンドの法則から言うと、

親御さんがお子さんに勉強を教えるとき、
イライラして喧嘩になって終わる、

というのはかなりマズイことになります。

「あらゆる経験の快苦の記憶は、ほぼ完全にピーク時と
終了時の快苦の度合いで決まる」わけですから、
「勉強=嫌なもの」というマイナス感情を植えつけてしまいます。

ですから、勉強の最後は、
出来るだけお子さんを励ますような、ねぎらうような話をして、
心地よい印象を残してあげてください。

ピーク・エンドの法則、
いろんな場面で使ってみてくださいね。

怠け者の言い訳

勉強があまり得意でない子が、時折、次のようなことを言って
毒づいているのを耳にすることがあります。

「この前テストが返されたとき、あいつ、
『あー、たった80点しかとれなかったー』
とか言ってんの。すげーイヤミだし」

この発言、どう思います?

「ほんと、イヤミなやつだねー」と、その子に同情しますか?

それとも、

「それは、やっかみじゃないの?」と、思いますか?

まあ、それはどちらでもいいのですが(じゃあ聞くなよ、って?)、
ハッキリ言って、こんなこと言ってるうちは出来るようにはならない、
ということは確かです。

どっちのことだかわかりにくいので、一応言っておきますが、
「すげーイヤミだし」と、言っている子のほうです。

実際、相手がイヤミで言ってる場合もあるでしょう。

しかし、「80点でも悔しい」という世界があるんだ
ということを、想像も出来ないようでは、
この先伸びないだろうなあ、とつくづく思ってしまうわけです。

こういう負け犬的な嫉妬心を持っていても、いいことはありません。
理由はいろいろありますが、最大の理由は、
努力しようという気持ちが生まれなくなる、というものです。

私は、作家の筒井康隆氏の昔からのファンなのですが、
彼の若い頃のエッセイで、次のような話がありました。

まだ作家としてデビューする前、
職場の同僚がお金持ちの悪口を言っていても、
彼は絶対に一緒になって悪口を言わなかった、というのです。

なぜかわかりますか?

別に、道徳的な理由からではありません。

自分もお金持ちになるつもりだったから、だそうです。
そして実際、人気作家となり、その目標は達成したわけです。

勉強だって同じです。

出来る人を引きずりおろそう、という発想では、
自分は高みには上げれません。

はっきり言えば、

人を妬んでるヒマがあるなら、努力して、自分が妬まれる対象になれ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということです。

そもそも80点で悔しがるレベルになっている子は、
当然それなりの努力をしているはずです。

そういうことを考えもせず、
ただ「ああ、あいつは頭がよくて、いいな~」などと
羨んでいるのは、怠け者の言い訳です。

少なくとも、これを読んでいるあなたやあなたのお子さんには、
そのような人になってほしくない、と切に願います。

今回は珍しく、ちょいと厳しめのお話をしました。
でも、とても大事なことなので、心に留めておいてくださいね。

成績のいい子って意外と?(2)

今回の件で私が気づいたのは、

勉強が出来る人の勉強法は、意外と地味で、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
勉強が出来る人は、いろんな教材に頼っていない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということでした。


では、それはなぜなのでしょう?

というのが今回のテーマです。


「勉強のしかたがわからない」というのは、
生徒本人からも、親御さんからも、
昔からよく受ける相談です。

そういう相談を受けたとき、
私はもちろん誠心誠意答えます。

私が教える勉強法は、復習を中心とした
ごくシンプルな勉強法です。

シンプルじゃなきゃ、実行できないと思うので。

でも、「勉強のしかたがわからない」
と言ってきたわりには、というかそう言う子に限って
それを実行してくれる子は、ごくわずかです。

なぜなんだろう?

なぜだと思いますか?

私はいつしか、
「本当の問題は別のところにあるのではないか」
と、思うようになりました。

「勉強のしかたがわからない」のではなく、
勉強のやる気が起きないのを
「勉強のしかた」のせいにしているのではないか、

もっと言えば、
「勉強のしかた」さえわかれば、
やる気が出ると思っているのではないか、

と、思うようになったわけです。

もちろんこれは、勘違いです。

こういう勘違いがあるから、いわゆるナントカ勉強法が
ちまたにあふれるわけですが。

でも、はっきり言うと、
やる気のない子に、どんなに優れた勉強法を教えても、
馬の耳に念仏、豚に真珠、なわけです。

これは勉強法だけではなく、教材にしたって同じ。

「ちょっとでもやる気になってくれたら」
という思いで購入した高額な教材も、
ほとんどが埃をかぶる運命にあります。

思い当たるフシ、ありませんか?

私はあります。

高校生の頃、私の親がセールスウーマンに
押しまくられて、ウン十万の大学受験用の教材を
買ってしまい、親不孝な私は、その半分もこなさないまま
今にいたっています。

かつて私はメール講座「自学自習への道」で、
勉強には「やる気もやり方もどちらも同じくらい大切」と
言いました。

でも、順番は、どちらでもいいわけではありません。

やる気になってもらうのが先なんです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
だから、会員制サービス・自主勉クラブも、
まずはお子さんにやる気になってもらう、
ということにフォーカスしているのです。

成績のいい子って意外と?(1)

今朝、うちの中1の娘に、
「S高校に行きたいんでしょ?だったらもうちょっと
頑張らないと厳しいぞ、実際」
と、軽く笑いながら言いました。

S高校というのは、こちらの地域では
公立のトップ2番手の高校です。

おっと一応注意書き。

私の場合、塾をやっているので、
娘もリアルに受け止めざるを得ません。

その辺は、一般家庭と事情が違いますので、
それを念頭に置いてといてくださいね。

朝の食卓での話なので、そこには妻もいて、
「ママはS高校出身だけど、中学の時の成績はね・・・」
と、成績の自慢話を始めました(苦笑)

私は、
「まあ、そんな、成績の自慢されても
困るだろうから、どうやって勉強してたか
教えてあげてよ」
と、言いました。

そしたら、妻は、

「私なんか、そばに本屋もないし、
問題集とか参考書なんて買ったことないから、
先生の授業をじーっと聞いてー、
あとは学校でとったノートを家で書き写してただけよ」

ということでした。

「地味だなあ~」と、私は言いました。

「あとは、自分で問題作ってたかな。問題集ないから。
そのくらい。教えてくれる人もいないし」

とかなんとか話していたら、
娘が突然「あっ。もうこんな時間だ」と叫びました。

いつの間にか、
家を出る時間を5分も過ぎていたのです(苦笑)

でも、去り際に玄関先で、
「やってみるよ」と言ってました。

よかったよかった。


妻からの話で、私も2つほど気づきを得ました。

一つは、

勉強が出来る人の勉強法は、意外と地味だということ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これに関して思い出した話があります。

先日、うちの塾生のAちゃんという中2の女の子に、
「普段どうやって勉強してるの?」
と聞いてみました。

Aちゃんは、小4から塾に入って、
地元の中堅私立中学に見事合格。

そして、入学後もメキメキと頭角を現し、
学力別編成のトップクラスでも平均以上を
とっている子です。

だから、改めて聞いてみたのですが、
帰ってきた答えは、
「教科書を声に出して読んでるだけ」
というものでした。

世の中は今、ちょっとした勉強法ブームで、
ほんとにいろんな勉強法が出回っていますが、

「出来る人は、意外とそういう一見派手な勉強法を
使っていないんだな」

ということがわかりました。


あと、気づきのもう一つは、

勉強が出来る人は、いろんな教材に頼っていない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということ。

頼らないどころか、うちの妻なんか持ってなかったし、
問題集というものの存在すら知らなかったというのですから、
びっくりです。

Aちゃんも、音読以外は
「あとは塾のテキストとかをやり直すだけ」
と言っていました。

あー、そう言えば、
成績がイマイチな子どもほど、たくさんの教材を
持ってたり、塾をかけもちしてたりするよなあ。

それも、自分たちが子どものときから、
そうだったような。

さてと。

今回の話には、まだ考察すべきことが残されています。

なので、次回はこの話題の続きとなります。
お楽しみに。

ご意見・ご感想をお待ちしております。

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